カテゴリ:腰痛のエントリー一覧
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腰痛体操 6.膝の曲げ伸ばし
今回の体操は太股の裏の筋肉を伸ばします。太股の裏の筋肉群の総称としてハムストリングスと呼ばれています。 このハムストリングスが固いと姿勢が悪くなったり、骨盤が傾いたり、歩く時のバランスが崩れたりします。 また靴下を履くなど体を前に倒した時、ハムストリングスが固いと腰に負担がかかります。 膝関節の曲げ伸ばしを左右交互にくり返し、足のうしろ側の筋肉を伸ばします。 太股の後ろと膝の後が伸ばされるのを意...
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腰痛体操 5.お尻の筋肉をひきしめ肩をよせる
今まで紹介してきた腰痛体操は運動強度が軽いものでしたが、今回から紹介する運動は中程度のものです。 この腰痛体操は安心堂で配布しているプリントに記載されている内容を元にして、当ブログで紹介しています。 この腰痛体操を指導されているのが東京慈恵会医科大学の米本恭三名誉教授です。専門であるリハビリテーション医学、神経学では日本を代表する方で、2009年には叙勲で瑞宝中綬章を受章しました。 この腰痛体操のイ...
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腰痛体操 4.足を上げる
腰痛体操の2回目で大殿筋と腰痛との関連を書きましたが、大殿筋は日常生活では階段を登るときに使われます。 他には椅子に座って立ち上がるときなど、股関節を曲げた状態から伸ばすときに大殿筋は働くのです。 歩くときはあまり使われませんが、歩く量が減った現代人では……歩く量が少ないことによる大殿筋の弱化で腰痛の原因となることがあります。 話を腰痛に絞っていますが、腰痛だけに限らず生活習慣病の予防なども含めて...
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腰痛体操 3.へそのぞき
前回、骨盤の傾きに関与する筋肉のひとつとして大殿筋について書きました。今回は、背部にある大殿筋とは逆に、お腹側にある腹筋についての運動です。腹筋はお腹側からの骨盤の傾きに関与しますが、他に腹圧に大切な働きをします。腹圧はお腹の中から外に向かう力(圧力)ですが、この外に向かう力が背骨を支えるの要素のひとつとなります。腹筋が弱いと腹圧が弱くなり、背骨を支えるのに背筋に大きな負担がかかり、腰を痛くします...
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腰痛体操 2.お尻を持ち上げる
10月10日は“体育の日”で祝日ですが診療は行っております。今週末の診療受け付け時間は以下のようになります。10月8日(土) 8:30~15:0010月9日 (日) 休診10月10日 (月) 8:30~15:00腰痛体操の2回目はお尻の筋肉、大殿筋の体操です。骨盤が傾くと腰の筋肉に負担がかかり、痛みを引き起こしやすくなります。その骨盤の傾きで重要な働きをする幾つかの筋肉に、今回取り上げる大殿筋があります。脊中を床につけ...