「長野県を見習え」
低医療費のモデルとして、小泉純一郎氏が首相のときに言った言葉である。
県として話を挙げているが、我が江戸川区も医療費がかからないと昔から言われています。
江戸川区としての取り組みはいろいろありますが、中でも注目されるのが「リズム運動」です。
先月、NHK・Eテレ番組「
ここが聞きたい 名医にQ」で紹介されたのでご存じの方も多いと思います。
このリズム運動は1980年より始まっていますが、その前身となる「健康体操・花笠音頭体操」は1972年より始まっています。
現在各地域がいろいろな福祉を打ち出していますが、1970年代からこうした取り組みがなされるのはかなり先進的で、こうしたことが「福祉の江戸川」と言われる所以なのです。
ちなみになぜ花笠音頭なのかといえば…山形県鶴岡市が友好都市であり、戦時中に疎開先として利用していたことが交流のキッカケであった。山形の祭りの踊りと言えば花笠音頭で、小学生時代には花笠を作らされて、運動会の時に踊らされたこともあった。
閑話休題
リズム運動とは、区内在住の60歳以上の方を対象におこなっているマンボ・ルンバ・ワルツといった社交ダンスをベースとした軽運動で江戸川区独自の運動です。誰でも簡単に覚えられ、熟年者にとても親しまれています。
と、上記のように江戸川区のHPで紹介されてます。
実際にリズム運動をやられている人から話を伺うと、準備運動に30分かけており、その中には…右手と左手でジャンケンをして別々なものを出す…といったような頭の体操のようなものも含まれてます。
こうしたリズム運動などの取り組みによって、第1号被保険者のうち要介護認定を受けている人や居宅介護及び施設介護サービス利用率も、23区で最も低い(2007年1月データ)結果となっています。
また平成16年から平成19年にかけ、区保健所職員が、熟年者に与えるリズム運動の効果を検証しました。リズム運動の実施前と、一年間継続して実施した後の体力の変化を調査した結果、バランス能力が著しく改善し、基礎的運動能力(体力年齢)は平均して10歳から15歳若返ったという検証結果が得られました。
「
ここが聞きたい 名医にQ」で紹介されたように、適度な運動は良い睡眠をもたらします。
昨年、このリズム運動が地域づくり総務大臣表彰(地方自治体表彰)を受賞しており、これを機会に野田総理には
「江戸川区を見習え」 と、言ってもらいたいものです。
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