A.P.
地域 - 2011年03月14日 (月)
被災地の方々には心よりお見舞い申し上げます。
我が江戸川区では、14日(月曜日)の計画停電はありません。しかし、15日(火曜日)以降は実施されることが考えられますので、テレビやラジオなどの報道にご注意ください。
また、停電の予定や時間帯は、区の防災行政無線や区ホームページなどでもお知らせします。
停電時間帯には、公共施設も含め、区内すべての場所で例外なく電力がストップします。なるべく外出は避けるなど、十分注意して行動してください。
停電の時間や範囲を少なくするためにも、照明や電気製品の使用を控えるなど、最大限の節電にご協力ください。
先週紹介した、岩淵水門は101年前の明治43年の関東大水害をきっかけに、首都の水害対策として作られました。
そして現在、平井に流れている荒川は、その水害対策として作られた人工河川で昭和5年に完成し、荒川放水路と名づけられました。
荒川放水路は1965年(昭和40年)に正式に荒川の本流とされ、それに伴い岩淵水門より分かれる旧荒川全体が「隅田川」となりました。

さてさて、荒川の土手を見ると「A.P.」なる文字が書かれていますね。
このA.P.とは「アラカワ.ペール」という水位の指標です。
これに対して東京湾の平均海面が「T.P.」で、「T.P.」+1.134m=「A.P.」の関係になります。
そして荒川の通常水位はA.P.+3mと設定されているので・・・
この時点で海抜ゼロメートル地帯の平井は水面より低いですね。

土手と同様に江戸川区区役所前にも「荒川河川水位表示塔」がありますが、
A.P.+3.15m 昭和24年のキティ台風の最高潮位(黄色のライン)
A.P.+3.55m 昭和54年の台風第20号被害の最高潮位(オレンジ色のライン)
A.P.+4.21m 大正6年の大津波の最高潮位(紫のライン)
A.P.+5.1m 高潮対策の基準潮位(赤いライン)
となっています。A.P.+5.1mは名古屋地方を襲った伊勢湾台風と同程度の台風が襲来した場合の高潮の潮位を想定したものです。
近年ではゲリラ豪雨と名づけられた異常な集中豪雨も発生し、また地震による津波の脅威も記憶に新しいものです。
気象庁では13日から16日までの3日間で、マグニチュード(M)7以上の余震が起きる確率は70%と予測し、引き続き強い揺れや津波に警戒するよう呼びかけています。
私達が住んでいる地域がどのようなところかを把握し、災害対策をひとりひとりが考えていかなくてはいけません。
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我が江戸川区では、14日(月曜日)の計画停電はありません。しかし、15日(火曜日)以降は実施されることが考えられますので、テレビやラジオなどの報道にご注意ください。
また、停電の予定や時間帯は、区の防災行政無線や区ホームページなどでもお知らせします。
停電時間帯には、公共施設も含め、区内すべての場所で例外なく電力がストップします。なるべく外出は避けるなど、十分注意して行動してください。
停電の時間や範囲を少なくするためにも、照明や電気製品の使用を控えるなど、最大限の節電にご協力ください。
先週紹介した、岩淵水門は101年前の明治43年の関東大水害をきっかけに、首都の水害対策として作られました。
そして現在、平井に流れている荒川は、その水害対策として作られた人工河川で昭和5年に完成し、荒川放水路と名づけられました。
荒川放水路は1965年(昭和40年)に正式に荒川の本流とされ、それに伴い岩淵水門より分かれる旧荒川全体が「隅田川」となりました。

さてさて、荒川の土手を見ると「A.P.」なる文字が書かれていますね。
このA.P.とは「アラカワ.ペール」という水位の指標です。
これに対して東京湾の平均海面が「T.P.」で、「T.P.」+1.134m=「A.P.」の関係になります。
そして荒川の通常水位はA.P.+3mと設定されているので・・・
この時点で海抜ゼロメートル地帯の平井は水面より低いですね。

土手と同様に江戸川区区役所前にも「荒川河川水位表示塔」がありますが、
A.P.+3.15m 昭和24年のキティ台風の最高潮位(黄色のライン)
A.P.+3.55m 昭和54年の台風第20号被害の最高潮位(オレンジ色のライン)
A.P.+4.21m 大正6年の大津波の最高潮位(紫のライン)
A.P.+5.1m 高潮対策の基準潮位(赤いライン)
となっています。A.P.+5.1mは名古屋地方を襲った伊勢湾台風と同程度の台風が襲来した場合の高潮の潮位を想定したものです。
近年ではゲリラ豪雨と名づけられた異常な集中豪雨も発生し、また地震による津波の脅威も記憶に新しいものです。
気象庁では13日から16日までの3日間で、マグニチュード(M)7以上の余震が起きる確率は70%と予測し、引き続き強い揺れや津波に警戒するよう呼びかけています。
私達が住んでいる地域がどのようなところかを把握し、災害対策をひとりひとりが考えていかなくてはいけません。
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