睡眠時時間が少ないとナゼ太る?
医療 - 2011年05月17日 (火)
もやべ 「阿蘭先生。睡眠時時間が少ないとナゼ太るのか、を聞かれたのですが・・・何故ですか?」
阿蘭先生「いい質問ですね。」
もやべ 「おっ!今度は池上彰風ですね。似てないですけどね。」
阿蘭先生「・・・残念です・・・さてさて、まずはレプチンとグレリンについて話しましょうか。」
もやべ 「レプチンとグレリンとはなんでしょうか。」
阿蘭先生「両方ともホルモンです。レプチンは脂肪組織で産生され、
主に脳の視床下部の満腹中枢に働らいて食欲を抑制します。」
もやべ 「満腹中枢って『お腹いっぱい』と感じさせるところですね。食事をよく噛むと刺激されるって聞いたときがあります。」
阿蘭先生「そうです。逆にグレリンは食欲を亢進する働きがあるといわれています。そのグレリンは胃で産生されますね。」
もやべ 「真逆の働きですね。」
阿蘭先生「そうですね。しかし睡眠時間が足りないとレプチンの分泌は減少し、グレリンの分泌が亢進します。」
もやべ 「するってーと、何かい?睡眠時間が足りないと食欲の抑制が弱くなり、食欲の亢進が強くなるということですか?」
阿蘭先生「はい。しかもレプチンとグレリンは幾つかの実験がされてるのですが、実験した結果の中には・・・
お菓子などの甘いものやスナック菓子などの塩っ辛いもの、そしてパンやパスタなどの
炭水化物もほしがる傾向があった、というのも報告されてます。」
もやべ 「肥満ロードまっしぐら、って感じですね。こうゆう話を聞くと怖くなりますね。」
阿蘭先生「怖いですか?つぎは脂肪が溜まる話ですよ。」
もやべ 「えぇぇぇ、お金が貯まる話ならうれしいのですが。」
阿蘭先生「私もお金が貯まるようになりたいですね。さて、つぎはBMAL1という体内時計を調節する時計遺伝子のお話です。」
もやべ 「ビーマルワン(BMAL1)ですか。時計遺伝子が脂肪を溜めるのですか?」
阿蘭先生「そうです。BMAL1は夜10時から朝の6時まで活発に活動して、脂肪を体内に積極的に溜め込もうとする働きがあります。
特に、午後10時から午前2時ごろが一番多くなります。時計遺伝子なのですが肥満遺伝子とも言われてます。」
もやべ 「肥満遺伝子!!」
阿蘭先生「現代と違い昔は常に食料が手に入ったわけではありません。
いつ食料が不足するかわからない生活を人類の歴史のほとんどの期間で過ごしてきました。
そういった状況下で就寝時間帯に身体にエネルギーを蓄積するように働くのがBMAL1で、
これはヒトが生き延びるために組み込まれたプログラムなのです。」
もやべ 「なるほど。人間の歴史から見るとこの飽食の時代は、ごく短い期間になりますからね。」
阿蘭先生「BMAL1の視点で言えば、夜食べると太りやすいのですが・・・以前話したシフト勤務や夜勤の人は大変ですね。」
もやべ 「リスクが高いですね。他には何かあるのですか?」
阿蘭先生「直接的ではありませんが成長ホルモンもそうですね。」
もやべ 「筋肉の超回復の働きがありますよね・・・超回復って寝てるときでしたよね。」
阿蘭先生「そうですね。超回復により筋肉の量が増えれば、基礎代謝が増え、消費エネルギーが増える。
他に成長ホルモンには脂肪燃焼効果がありますね。」
もやべ 「じゃあ、成長ホルモンが分泌されたほうが太りずらいわけですね。」
阿蘭先生「そうです。そして成長ホルモンが分泌される時間帯は就寝後約30分だと言われていますが・・・
胃の中に食べ物が残っていると成長ホルモンの分泌がされないのです。」
もやべ 「どうすればいいんですか?」
阿蘭先生「寝る3時間前までに夕食を済ませるようにしたいですね。
消化の悪い肉類だともっと時間がかかるので避けたいところです。」
もやべ 「じゃあ、夕飯抜きで寝るか。」
阿蘭先生「ところがですね、胃が空っぽのだと消化のためのエネルギーが胃腸で不要となり、
血液がすべて脳に集まってきてしまい、脳が覚醒状態となってしまいます。」
もやべ 「するってーと、何かい?理想で言えば午後6時か7時頃夕食を終えて、10時には寝る。
そして睡眠時間は8時間というリズムで生活する、てーことですか。」
阿蘭先生「そうですね。そしてこのリズムは・・・」
もやべ 「腎ですか?!」
阿蘭先生「正解です!( ^o^)ノ◇山田く~ん座布団持ってきて。」
もやべ 「またここに話が収束するのですね。」
阿蘭先生「東洋医学は偉大ですね。」
骨折・捻挫・打撲・挫傷
慢性疾患・スポーツ外傷、障害
訪問鍼灸マッサージ・巻き爪・フットケア
安心堂グループホームページ
阿蘭先生「いい質問ですね。」
もやべ 「おっ!今度は池上彰風ですね。似てないですけどね。」
阿蘭先生「・・・残念です・・・さてさて、まずはレプチンとグレリンについて話しましょうか。」
もやべ 「レプチンとグレリンとはなんでしょうか。」
阿蘭先生「両方ともホルモンです。レプチンは脂肪組織で産生され、
主に脳の視床下部の満腹中枢に働らいて食欲を抑制します。」
もやべ 「満腹中枢って『お腹いっぱい』と感じさせるところですね。食事をよく噛むと刺激されるって聞いたときがあります。」
阿蘭先生「そうです。逆にグレリンは食欲を亢進する働きがあるといわれています。そのグレリンは胃で産生されますね。」
もやべ 「真逆の働きですね。」
阿蘭先生「そうですね。しかし睡眠時間が足りないとレプチンの分泌は減少し、グレリンの分泌が亢進します。」
もやべ 「するってーと、何かい?睡眠時間が足りないと食欲の抑制が弱くなり、食欲の亢進が強くなるということですか?」
阿蘭先生「はい。しかもレプチンとグレリンは幾つかの実験がされてるのですが、実験した結果の中には・・・
お菓子などの甘いものやスナック菓子などの塩っ辛いもの、そしてパンやパスタなどの
炭水化物もほしがる傾向があった、というのも報告されてます。」
もやべ 「肥満ロードまっしぐら、って感じですね。こうゆう話を聞くと怖くなりますね。」
阿蘭先生「怖いですか?つぎは脂肪が溜まる話ですよ。」
もやべ 「えぇぇぇ、お金が貯まる話ならうれしいのですが。」
阿蘭先生「私もお金が貯まるようになりたいですね。さて、つぎはBMAL1という体内時計を調節する時計遺伝子のお話です。」
もやべ 「ビーマルワン(BMAL1)ですか。時計遺伝子が脂肪を溜めるのですか?」
阿蘭先生「そうです。BMAL1は夜10時から朝の6時まで活発に活動して、脂肪を体内に積極的に溜め込もうとする働きがあります。
特に、午後10時から午前2時ごろが一番多くなります。時計遺伝子なのですが肥満遺伝子とも言われてます。」
もやべ 「肥満遺伝子!!」
阿蘭先生「現代と違い昔は常に食料が手に入ったわけではありません。
いつ食料が不足するかわからない生活を人類の歴史のほとんどの期間で過ごしてきました。
そういった状況下で就寝時間帯に身体にエネルギーを蓄積するように働くのがBMAL1で、
これはヒトが生き延びるために組み込まれたプログラムなのです。」
もやべ 「なるほど。人間の歴史から見るとこの飽食の時代は、ごく短い期間になりますからね。」
阿蘭先生「BMAL1の視点で言えば、夜食べると太りやすいのですが・・・以前話したシフト勤務や夜勤の人は大変ですね。」
もやべ 「リスクが高いですね。他には何かあるのですか?」
阿蘭先生「直接的ではありませんが成長ホルモンもそうですね。」
もやべ 「筋肉の超回復の働きがありますよね・・・超回復って寝てるときでしたよね。」
阿蘭先生「そうですね。超回復により筋肉の量が増えれば、基礎代謝が増え、消費エネルギーが増える。
他に成長ホルモンには脂肪燃焼効果がありますね。」
もやべ 「じゃあ、成長ホルモンが分泌されたほうが太りずらいわけですね。」
阿蘭先生「そうです。そして成長ホルモンが分泌される時間帯は就寝後約30分だと言われていますが・・・
胃の中に食べ物が残っていると成長ホルモンの分泌がされないのです。」
もやべ 「どうすればいいんですか?」
阿蘭先生「寝る3時間前までに夕食を済ませるようにしたいですね。
消化の悪い肉類だともっと時間がかかるので避けたいところです。」
もやべ 「じゃあ、夕飯抜きで寝るか。」
阿蘭先生「ところがですね、胃が空っぽのだと消化のためのエネルギーが胃腸で不要となり、
血液がすべて脳に集まってきてしまい、脳が覚醒状態となってしまいます。」
もやべ 「するってーと、何かい?理想で言えば午後6時か7時頃夕食を終えて、10時には寝る。
そして睡眠時間は8時間というリズムで生活する、てーことですか。」
阿蘭先生「そうですね。そしてこのリズムは・・・」
もやべ 「腎ですか?!」
阿蘭先生「正解です!( ^o^)ノ◇山田く~ん座布団持ってきて。」
もやべ 「またここに話が収束するのですね。」
阿蘭先生「東洋医学は偉大ですね。」
骨折・捻挫・打撲・挫傷
慢性疾患・スポーツ外傷、障害
訪問鍼灸マッサージ・巻き爪・フットケア
安心堂グループホームページ
スポンサーサイト